"Triades 音と衣と食の和音"を終えて
6月17日(木)に、平塚のフランス料理店”マリー・ルイーズ”にて、クラシック・ギタリスト斎藤明子さんをお招きして、”マリー・ルイーズ”尾鷲シェフと私の3人の会を開催し、盛会のうちに無事終了しました。
タイトルの"Triades"とは、フランス語で3つの音からなる和音のこと。
単なる演奏付きの食事会ではなく、斎藤さんの演奏される曲、斎藤さんの着ているドレスが、料理と密接に結びついている、まさに「音と衣と食の融合」を表す言葉として選びました。
特に作曲家・中村洋子さん作品「夏日星」「東北への路」は、曲の発表にあわせドレスを新調したので、曲とドレスの関係も一層緊密で、それらをテーマにし、曲の舞台である東北の食材を使った料理が、今回のハイライトになりました。
プログラムとメニュ(進行順)
アミューズ:"Triades"のプレリュード![]()
・アンドロメダのさかなは鮎のリエット・タパス
あかいめだまのさそり風
・天使の髪に包まれた魚介の栗繭
これから紡ぐ織物の世界へのいざない
・枝豆のババロワとジュンサイ
シェフ自慢の伝統のコンソメと共に
♪
J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲第一番」よりプレリュード
F.タレガ「アルハンブラ宮殿の想い出」
I.アルベニス「朱色の塔」
前菜:銀河の星めぐり![]()
魚料理:織物紀行
肉料理:東北の宙 天の川と彦星
デザート:ポンセの愛した”小さな星”
♪
中村洋子「夏日星」より「スギナのような二つ星」
M.ポンセ「エストレリータ」
中村洋子「東北への路」より「五月雨の降り残してや光堂」
J.K.メルツ「ハンガリー幻想曲」
斎藤さんの曲と私の仕事の中からトピックを選び、お客様に喜んで頂ける料理を組み立てた、尾鷲シェフの感覚と瞬発力には感嘆いたしました。
また、小惑星探査機”はやぶさ”と”イトカワ”など、時の話題も料理になり、お客様は大喜び。
東北地方のワインも供されると会話も大いに盛り上がり、BGMに用意したバロック音楽のCDは必要ありませんでした。
お店のスタッフがアレンジしたテーブルのお花には、季節の紫陽花と共に、紫陽花の色に良く合う淡緑の天蚕と、斎藤さんが着ているドレスの生地もあしらいました。
当日は30席が予約で満席。
お食事後の演奏だけ聴かれるお客様(もちろんデザートとコーヒー付き)もいらっしゃり、アンコールの「禁じられた遊び」、そして最後にお客様、スタッフも一緒に「夏の思い出」を合唱し、お食事と演奏は終了。
お食事後はヌゥイの服やストールをご覧頂き、日本の織物の素晴らしさを見て頂きました。
限られたスペースと時間でしたので、お一人お一人とゆっくりとお話が出来ず、正直申し訳なかったと感じています・・・
まったく違う分野3人で、まとまりを感じさせるのは難しいのではと、思っていましたが、「お客様に喜んでいただく」を第一目標に、「どうやって伝えるか」を工夫しただけあり、ひとつの豊かな時間を紡ぎ出すことが出来たようです。
次は「三和音」から「四和音」にバージョン・アップでしょうか!?

2010.Jun.30
shimada さんのコメント:
当日、ご出席頂いた方々がブログで素敵に紹介してくださっています。
http://bit.ly/bG2x7l
http://bit.ly/daN0UA
また、当日演奏した曲の作曲家・中村洋子先生もブログで紹介して下さっています。
http://bit.ly/bWiNSL