ISABELLA

ドレス ”イザベラ”
クラシック・ギタリスト 斎藤明子さんの、紅花で染め上げられた米沢紬を使ったドレスです。作曲家 中村洋子さんの個展コンサート「東北への路」(2006年7月1日)の出演に向けてデザインしたドレスです。
芭蕉の「奥の細道」をテーマにした、伝通院本堂という幽玄な空間での新作コンサートでしたので、日本の織物を使い、落ち着いたドレスに仕立てました。
 
このドレスは、明治初期に東京から新潟、東北を経て北海道まで旅し、「日本奥地紀行」を書き上げた英国の作家イザベラ・バードへのオマージュになっています。
「ほんとうの日本に逃れていきたい」と通訳一人のみを共に西洋人が足を踏み入れたことが無い地方を旅したバードに芭蕉の姿を重ね合わせ、芭蕉が多くの足跡を残し、またバードの著作の中で印象的に取り上げられている置賜盆地の米沢紬を使いました。
こちらは同じコンサートで、尾尻雅弘さんと共演している写真です。
尾尻さんのシャツも、アマン・ヌゥイのもの。
激しい色使いですが、染色家・斎藤洋さんが染め上げた浴衣の生地です。
ボタンとギターが触れる音を軽減するために、ゴムのボタンを使ってあります。
お寺の本堂での演奏のため、お二人ともソックスで演奏されているのがご覧いただけますか?
斎藤さんは、スパンコール刺繍を施したレースのソックス。
尾尻さんはシャツの色に合わせた、マルチ・カラーの指先のソックスです。



















